なかなか聞けない、医師の転職のリアル

当社は、医師のご転籍サポートにおいて約20年の実績があり、
数万人の医師のお手伝いをしてきました。

ご相談をいただく先生の中には
「事情があり、既にご転籍することを決めていらっしゃる先生」
「転職すべきか悩んでいる先生」
のどちらのパターンの先生もいらっしゃいます。

ただ、ご相談くださる先生の大半が、転職という人生の大きな岐路を歩むにあたり
「転職して現状を改善したい」「医師としてのキャリアはどうなるのか？」
など、多少の不安を抱えておられることには、間違いありません。

特に初めてのご転籍の場合には、『こんな理由で転籍してもよいものか‥』と、
比較的長い期間悩み続けている先生もいらっしゃいます。

そのような先生方が、「ご転籍する／しない」について
少しでもお気持ちの整理をいただけるように
【当社でお手伝いをしている先生方に多い転職理由】について、ご紹介いたします！

【転職理由その1】ご家庭の事情による転職
これは、先生方の転籍理由の1番とも言えるのではないでしょうか。
特に多い背景は「お子さまの誕生」です。

「今までの職場は時間外勤務が多く、子どもとの時間が取りづらい」
「職場の子育てへの理解が乏しく、子育てをしている先生がいらっしゃる理解のある職場へ移りたい」
「教育環境を考え、転居を検討している」

などでしょうか。
他にも、

「子どもが社会人になり地元を離れたので、子どもの働いているエリアに転居したい」
「両親の介護のため、当直勤務が無い職場へ転職をしたい」
「家族の意向で、地元にUターンで戻ろうか検討中」

などなど、様々な背景があります。

【転職理由その2】医局退局による転職
当社が創業した20年前と比べると、医局に頼らず、
ご自身のキャリアはご自身で切り開かれる先生が格段に増えたように思います。

もちろんご専門科目によっては、
大学医局に属していなければ症例を確保できないケースもありますし、
各医局のカラーもあるので、医局退局が絡む先生方の場合はより悩みや迷いが多く、
今後のキャリアも含めてご相談をいただくことが多いパターンです。

「度重なる異動に疲弊し、そろそろ落ち着いて、同じ病院で勤務をしたい」
「医局派遣先では一通り専門性を身に着ける事は出来たので、今後は将来的なことを考えて、
　一般内科や総合診療の経験をしたいと思っている（＝スキルアップを目指して）」
「医局のしがらみが肌に合わず、出来ればフリーになりたい」
「今までお世話になった教授が退官するため」

などが、比較的多いご相談内容のように感じます。
医局退局の先生方は、概ね初めてのご転籍となるため、１つ１つ丁寧に、
担当アドバイザーと相談を重ねて「退局する／しない」と「転籍先の選定」をされております。

【転職理由その3】業務負担の軽減
ご年齢とともに、もしくは現勤務先の人員不足など背景は様々ですが
ワークライフバランスを充実させたいと、ご相談をいただくケースです。

「外科医師として長年勤務してきたが、肉体的な限界を感じており、
　手術が無い職場へ移りたいと考え始めた」
「現職場で常勤医師の退職が続き負担が増え、
　オーバーワークが続いているため、この状態を継続することは困難」
「ハードな当直で、明けに外来・検査・手術など負担が大きく、医療事故が怖い」
「専門外のことも多く任され、またフォローを得ることが出来ないため」

などが多いでしょうか。

今の勤務を続けることへの限界を感じた時、
ご転籍が頭をよぎり当社へご相談いただく先生が多いようです。

ただし、若手の先生に関しては
「専門医の取得まで・・・」「転籍して症例が確保できる・・・」などの考えから、
我慢をされていることも多く「転職する／しない」からご相談をお受けすることが多いです。

【転職理由その3】スキルアップ・専門性を活かす、やりがいを求めての転職
上記の医局退局理由と重複する方もいらっしゃいますが、
今の職場の業務を継続しても得ることが出来ないことを手に入れたい先生のパターンです。

このご理由の場合は、現職場でなさりたいことが出来るか否かという点がポイントとなるため、
大きく悩まれることは少ないように感じます。

「専門医・指導医を持っているが、現職場では症例が少なく、資格の継続が難しい」
「一度は諦めた専門医資格にチャレンジしたい」
「現職場は総合病院で専門分化していることから、
　もう少し地域に近い病院で内科領域を幅広く経験したいと考えている」
「現職場ではベテランの域になり、診療より管理業務が多くなったが、
　自分は常に現場で患者さんと接している方が性に合っている」
「子供どもが成人し、今後は医療過疎地域で地域医療に貢献したいため」

など、ご自身の医師としてのやりがいを求めてのご転籍をお考えの先生が多く、
先生の、過去・現在・未来を時間軸で考えながら、ご提案をしていくことになります。

上記以外にも、

・転科をしたい
・通勤時間の軽減
・転居
・定年
・開業先の閉院（勤務医に戻る）
・現職場の経営難

など、先生方により転職の理由は様々です。

それぞれの先生に
【医師としてのご自分】【1人の人間としてのご自分】がございます。
どちらのご自身も、とても大切な先生ご自身です。
ただ、どちらのご自身にウェイトを置くのかは、先生のお考え・ご状況によりさまざま。

ぜひ先生方のお考えに合わせて
【医師としてのご自分】【1人の人間としてのご自分】を両立していただけるよう、
私たちが全力でお力になりたいと考えています。

まずは当社まで、お気軽にご相談ください。
「あなた以上に、あなたのキャリアを考える」という理念のもと、
親身にサポートさせていただきます！