CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

面接マニュアル(2)「採用側が求める人材とは?」

転職

採用側の視点に立って考えてみよう

面接当日を迎えるにあたって、
採用側の視点に立って考え、対策を練る必要があります。

「どんな人材を求めているのか?」

もちろん、経験○年以上、○○の経験がある人など、
必要スキルのご要望を法人からお聞きすることもありますが、
採用側からよくお聞きするのは以下のようなお声です。

その1『コミュニケーション能力のある人』

厚生労働省は、平成27年10月に「患者のための薬局ビジョン」を公表し、
現在の薬局をかかりつけ薬剤師・薬局に再編する道筋を提示しました。
それからというもの、皆さま、ご存知の通り、
薬剤師の業務は、対物業務から対人業務へシフトしています。
つまり、薬中心の業務から患者中心の業務へ変わってきているのです。

このような流れから、採用側としては、

・患者さんへどのような対応をされる方なのか
・患者さんから選ばれる薬剤師になれる方なのか
・長く働いていただくためにも、職員とうまくやっていける方なのか

という視点から、コミュニケーション能力のある方を求める傾向にあります。

その2『変化を受け入れることができる人』

医療業界では、2年一度の診療報酬改定で様々な変化が起こります。

数年前までは求職者の方々から、「在宅業務は避けたい」
というご希望をいただくことも多くありました。
しかし、今では、在宅業務をやっていない薬局を探す方が難しくなり、
同時に「在宅業務を経験しておかないと生き残れない」と、
薬剤師の方々の意識も変わってきています。

その他にも、かかりつけ薬剤師制度や健康サポート薬局など、
国の施策によって、薬剤師の取り組むべき業務は変化してきています。

「そういった変化を柔軟に受け入れ、前向きに取り組むことができる方」
を求める会社が増えています。

これまでのキャリアや経験、スキルはもちろん大切なのですが、
今まで以上に、「お人柄」が重要視される傾向にあるのです。
とは言え、面接時に自分の人柄をうまくアピールすることは、なかなか難しいもの。

これまでのキャリアやスキルを伝えるだけではなく、
どうすれば、自分の人柄をうまく伝えることができるのか、
「ご自身が採用する側だったら、どんな人と一緒に働きたい?」
という視点でぜひ考えてみてください。

また、ご面接時にはキャリアコンサルタントが同行しております。
まずはご内定を勝ち取っていただけるよう、
面接前の対策はもちろん、面接当日も、私たちキャリアコンサルタントが、
精一杯お手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。


キャリアアドバイザーコラムトップへ

キャリアアドバイザーに相談する

(平日9:00~18:00 土日祝除く)

0120-979-882