CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

定年後、年金を受け取りながら働くために

キャリアを考える

「在職老齢年金制度」ってなに?

平成28年版高齢社会白書によると、
60歳以上の高齢者に「何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか」を聞いたところ、
「働けるうちはいつまでも」「65歳くらいまで」「70歳くらいまで」と
答えた方の合計が71.9%にのぼったとのことです。

皆さまも、定年後は年金を受け取りながら働くイメージをお持ちではないでしょうか。
しかし漠然としたイメージだけで、よく分からないといった方も多いと思います。

年金を受け取りながら働く上で、
まずは「在職老齢年金」について理解をしておくと、
定年後の働き方がより明確になってくると思います。

在職老齢年金とは、
現在在職中で厚生年金を受け取る資格のある方が、
「年金月額」と「総報酬月額相当額(月々の給料と賞与の総額を12で割ったもの)」の
合計金額が一定の基準を超えると、超えた額に応じて年金額が減額されていく制度です。

60歳以上65歳未満の方 ⇒ 年金月額 + 総報酬月額相当額 = 28万を超えた場合

65歳以上の方 ⇒ 年金月額 + 総報酬月額相当額 = 46万を超えた場合

仮に年金月額が10万円だった場合、60歳以上65歳未満の方は18万円まで、
65歳以上の方は36万円まで働いても年金を満額受け取ることができます。

年金の額は、原則として賃金または物価の変動率を基準として、
毎年4月から改定されることになっています。 
それに伴い、在職老齢年金制度の支給停止額も変わることがあります。
(平成29年4月より改定をされました)
ご自身が受け取れる年金の金額をしっかりと把握し、
どのように働いていくかを決めることが大切です。

わたしたちCBキャリアでは、ただ求人情報を提供するだけではなく、
その方一人ひとりのライフスタイル合ったご提案を心がけています。
お悩みの際は、ぜひ一度当社キャリアアドバイザーへご相談ください。


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