CAREER ADVISOR COLUMN

キャリアアドバイザーコラム

薬局を売却・譲渡する理由とは?

開業

承継開業(=現在運営されている薬局をそのまま購入する形での開業)をご検討されている方から、このような質問をよく受けます。

「店舗を売却するってことは、何か裏があるのではないでしょうか?
 だって、良い店舗だったら売らないですよね?」

おっしゃること、すごくよくわかります。

もちろん、売却をするということは、売主にとって何かしらの「理由」があるからです。
では一体どんな理由があるのでしょうか。

普段、わたしたちがお手伝いをする中で伺う、
譲渡・店舗切り離しの主なご理由は以下の通りです。

○法人で運営すると、不採算または利益が想定より低くなってしまう店舗のため
 (調剤基本料1が取れない、薬剤師の人件費がかかる、本社管理費が計上されるなど)

○より高収益の店舗へ資源(資金や人材)を集中させたいため

○採用難のため、管理薬剤師が退職するため

○ドミナントエリア外で店舗管理が難しい、負担が大きいため

○後継者不在のため

○セカンドライフを楽しめるうちに引退したいため

○新しい事業に投資したいため

○処方元のドクターとの関係がうまく行っていないため

などなど

特に最近は、前回の調剤報酬改定から1年が経過し、各社が経営の見直しをされる中で、
「開業支援」を行っている弊社へ、個人薬剤師向けの譲渡・店舗切り離しの
ご相談をいただくことが多くなりました。

それはなぜでしょうか?
個人薬剤師が薬局経営する場合は、ご自身がオーナー兼薬剤師として運営ができますので、
法人において不採算となる店舗でも、きちんと収益をだして運営を続けることができる
という強みがあるからです。

また、当社にご相談いただく売主にとっては
譲渡した後もその店舗が良い形で続くことが、大前提の”想い”としてあります。
「売却できればそれでよい」という売主の方も世の中にはいらっしゃるのかもしれませんが、
当社でのお手伝いは難しいのではと考えています。

当社の開業支援は、開業希望者と売主の“想い”をつなぐサービスです。
承継後、みなさんがハッピーになることを目指して情報提供・開業支援をいたしております。


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