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フランチャイズ(FC)開業とは

開業

フランチャイズ(FC)開業って実際どうなの?

開業には、承継開業、新規開業、
フランチャイズ(FC)開業など様々な形態がありますが、
この中で一番イメージしづらいのは、FC開業ではないでしょうか。

私も、開業希望の薬剤師の方々とお話をさせていただく中で、
「FCって実際どういう形態なんですか?」
「経営に縛りが出そうで、なんだか抵抗があります」など、色々なお声をいただきます。

本日は、そのFC開業について、メリット・デメリットを含めご説明いたします。

まず、FCとはどのような仕組みなのでしょうか。

簡単にいうと、フランチャイザーである薬局チェーンから、
継続的な経営支援を受ける代わりに、
フランチャイジーである開業希望薬剤師がFCフィーの支払いなどをする、
というものです。

経営支援の中身は、双方の相談によって決められますが、
よく取り入れられる内容としては、医薬品仕入の際の共同購入や、
薬剤師派遣、会計・税務処理の委託等々があげられます。

FC開業の主なメリット、デメリットは以下のとおりです。

◆メリット
・医薬品の仕入をフランチャイザーと共同ですることで、
 安価での仕入が可能となり、薬価差益が取れる。
・フランチャイザーからの薬剤師派遣を契約に入れることで、
 人員困窮時に備えることができる。
・契約内容によっては店舗運営指導などが含まれており、経営経験がなくても安心。

◆デメリット
・FCフィーの支払いが必要
・契約内容によっては、フランチャイザーの経営方針などの影響を受ける。

FC開業で一番懸念として多くあげられるのが、
「自由に経営をしたいのに、フランチャイザーからの縛りを受けるのではないか」という点です。
ただ、最近は仕入等だけ一緒にして、あとはフランチャイジーの独自経営で、
というような形を希望される法人も増えています。

一言でFC開業といっても、
細かな部分はオーダーメイドで決めていくケースが多いです。
上記はほんの一例ですので、
ご興味のある方には色々なパターンも説明をさせていただきます。


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